【おいしい】好きなお酒のこと
今日は小説と全く関係ない話を少し。
私はお酒が好きだ。そこそこ飲める。
自分がどこまで飲めるのかは大学生時代に試して把握した。日本酒なら4合が限界点だった(楽しい酒の場合だが)。
さすがにこの歳で大荒れする飲み方はできないので、理性を保てる範囲内で楽しんでいる。
馬鹿みたいな酔い方をしてやらかしたことや、何杯飲んでも酔えなかったエピソードについては、また別の機会に話してもいいかなと思っている。
ところで、皆さんは「ズブロッカ」というお酒をご存知だろうか。
ズブロッカはウォッカの一種で、バイソングラスという草が瓶に一本入っている。この草が独特の香りをもたらし、ほかにはない個性を生み出しているのだ。
ズブロッカという響き、そしてバイソングラスというイメージから、上級者向けのハードボイルド系リカーと思われがちなところがあるかもしれない。
だがそのいかつい印象とは裏腹に、桜餅のような柔らかい甘さが香るお酒だ。
強面の兄ちゃんがいちごパフェを嬉しそうに食べているくらいのギャップ萌えと思ってくれていい。
そしてとにかく飲みやすい。香りの癖で好みが分かれるところは否定できないが、気に入ればヤミツキになるだろう。女性にもおすすめできる。
私はアップルタイザーで割って飲むのが一番好きだ。各種フレーバーの炭酸ジュースをいろいろ試したが、りんご味と桃味がよく合っていた。
辛口のジンジャーエールや無糖の炭酸で割るのもいいかもしれない。シャープな飲み方ももちろん似合う。
そういえば、真夏にはICE BOXという氷菓にズブロッカをそのまま注いで飲んでいた。
あれはよいものだ。今年もやる。
ズブロッカは大きな酒店や輸入食材店、少しお洒落めなスーパーなどで手に入る。価格も1000円前後と入手しやすい。
なお、バイソングラス入りの緑瓶とは別に、草が入っていないズブロッカクリアという白瓶もある。
ズブロッカクリアは本当に驚くほど飲みやすい。雑味を徹底的に削って文字通りクリアな状態にされており、結晶を口にしているかと思うほどだ。いけるクチの人ほど、気づかないうちにするする飲んでしまうに違いない。
とはいえ、白瓶は緑瓶に比べて取扱店が少ない。店頭販売しているのをあまり見かけないのだ。
通販でならすぐに変えるかもしれないので、自分のためにも調べておこうと思う。
またそのうちお酒の話をしようと思っている。
日本酒も紹介したい。
書いていたら飲みたくなったのでズブロッカを開けてくる。